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外国女優別キャリア10傑(41)ナスターシャ・キンスキー

2020-10-05 00:10:00 | コラム
~ナスターシャ・キンスキーのキャリア10傑~

あの父親から、よくこんな美人が生まれたものだよなぁ!笑


ナスターシャ59歳、あえて近影は貼らなかったが美しさは健在。

最近はスクリーンに登場していないけれど、まだまだ活躍出来るはず。


(1)『パリ、テキサス』(84)

映像詩人、ヴィム・ヴェンダースの代表作。

主演ハリー・ディーン・スタントン、音楽ライ・クーダー、そしてもちろんナスターシャにとっての代表作でもあり、ロードムービーとしての評価も「頗る」高い。




(2)『テス』(79)

美しきヒロイン、テスの数奇な半生を描くロマン・ポランスキー監督作。


どんなに魅力的なキャラクターでも、幸福を掴むのは大変なことなんだね…。


(3)『ホテル・ニューハンプシャー』(84)

ジョン・アーヴィング原作、ロブ・ロウ&ジョディ・フォスター共演、ある一家の物語を映画的視点で描く「怪」作。


しかしアーヴィング原作の映画にはハズレがないね!!


(4)『キャット・ピープル』(82)

『タクシードライバー』を著した脚本家、ポール・シュレイダーが監督した怪奇映画。

42年に制作されたクラシックのリメイクだが、悲恋モノというよりは変身シーン(ヒト→豹)に重点が置かれている。


(5)『マリアの恋人』(84)

ロシアのアンドレイ・コンチャロフスキーが監督した、これもある意味で「帰還兵モノ」のひとつ。

戦争のショックにより「商売女」しか抱けなくなってしまった夫と、その妻の関係を描く。




(6)『ワン・フロム・ザ・ハート』(82)

ばかでかいセットを作った、いかにもコッポラらしい大作。

物語はどうということはないが、とにかくナスターシャが素晴らしい。



(7)『太陽は夜も輝く』(90)

ジュリアン・サンズ、シャルロット・ゲンズブールと共演、タヴィアーニ兄弟による文芸映画の傑作。

ジュラモンド男爵が歩む苦難の道、胸に迫るものがある。

しかしタヴィアーニ兄弟って過小評価されているよなぁ、いつか再評価の波がこないと。


(8)『インランド・エンパイア』(2006)

解釈することを拒否した、鬼才デヴィッド・リンチの実験映画。

ナスターシャはチョイ役だけど、美しさは健在。


(9)『めぐり逢う大地』(2000)

原作はトーマス・ハーディの『カスターブリッジの市長』。

共演にウェス・ベントリー、ミラ・ジョヴォヴィッチ。

ゴールドラッシュを背景としたドラマだが、それにしてもナスターシャは文芸モノがよく似合う。


(10)『ターミナル・ベロシティ』(94)

チャーリー・シーンと共演、スカイダイビングの世界をミステリー仕立てに描いたアクションの快作。

こういうジャンル映画に出るナスターシャが、とにかく意外。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『Dancing allnight』
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1 コメント

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イングリッド・バーグマンの再来 (夢見)
2020-10-05 20:46:02
なんて騒がれていましたっけ

飛びぬけての完成された美貌

『ターミナル・ベロシティ』私もこういう映画にも出てくれるんだーって思いました
面白かったです

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