3月10日、日曜日、午後1時から、高尾山麓で、恒例の「火渡り祭」が開催されます。火渡り祭は、高尾山薬王院の伝統行事の1つということですが、何年か前に見学した際には、その勇壮さに驚いたものでした。
始まる40分前に着いた時には、すでに大勢の人が集まっていました。中に外国人が多いのにもびっくり。
時間になると、ホラ貝の音に先導されて山伏の行列が入場してきます。
日本各地からの山伏が集結して、儀式が始まりました。
小山になった木々に火が点けられると、ものすごい煙と炎。
一方、山伏たちは、ヴオーヴオーとホラ貝を吹き鳴らし、大きな声で呪文を唱えます。
それに応えるかのように、炎は勢いを増し、天高く燃え上がっていきます。
そして、火が下火になると、「火渡り」の始まりです。
山伏たちは、まだ燃えている火の中を、裸足で次々に渡って行きます。
そのあと、山伏たちに続いて、一般参加者も次々に渡り始めます。
こうして、次から次へと、火渡りは続いていきます
火渡りを待つ人々の列の長さに、この祭りの人気を知ったことでした。
# 場所は高尾山自動車祈祷殿大広場。京王線「高尾山口駅」から徒歩5分
詳しくは、高尾山薬王院へ、お問い合わせください。