【19年8月11日探索・20年9月12日公開】
現在地はここ
福島県耶麻郡猪苗代町川桁 JR川桁駅と川桁商店街を示す白看板があった。
元々は訪問予定ではなかったんだが、看板に誘われるようにちょっと寄ってみた。
まっすぐに延びる、いかにも駅前通りなのはわかる。消雪装置がある事からも重要な道路である事もわかる。ただ、商店街??この先、駅に近づけば商店もあるのかな?
駅の跨線橋が見えた。
ここまで地図読みでは400mくらいあった駅前通りだが、買い物が出来そうな店舗は無かった。
クリニックとJAはあったが・・・
駅舎と、妙にだだっ広い駅前広場がある。
バス停があるが、運行本数は1日1本、猪苗代駅行きだ。そのバス停の隣にデカい石碑がある。
その石碑は沼尻軽便鉄道記念碑だった。
昭和43年(1968)に休止(廃止は翌年)される直前には磐梯急行電鉄という名前だったが、実態は「急行」でも「電鉄」でもなく最後まで軽便鉄道だったそうだ。
だだっ広い駅前広場は、かつてこの鉄道が乗り入れていた名残であるようだ。この廃線跡も、ずっと前から気になっている。いずれ訪問してみようと思う。
2枚上の画像を少し右に視線をずらすとこの道路が写るんだが、この道路は沼尻軽便鉄道の跡であるそうだ。
JR磐越西線川桁駅、そんなかつての乗換駅も今は無人駅だ。
かなり寂れた感はあるが、駅らしい佇まいがあるだけマシか。
駅舎内、というか待合室内だ。飲料自販機がある他は何もない。
停車本数は1日上り12本下り11本、これでも一部の快速は停車する。かつては急行いなわしろが停車していた、その名残か。
ホームも見てみよう。
2面2線だが、かつては2面3線だったようだ。
明治33年(1900)から旅客営業をしている(貨物駅としては明治32年開業)、大変歴史ある駅だ。
(完)