【快晴に恵まれた南アルプス山行】3日目の番外編です。
今回の山旅で泊まってみたかったのだけれど、連日予約が一杯で宿泊出来なかった『県営赤石岳避難小屋』。
実は、18年前からこの小屋の番人をしていた名物小屋番の榎田さんが今季限りで引退しちゃうんです😅
⬇️信濃毎日新聞デジタルより
それも、相方の小屋番後藤智恵子さんまで一緒に引退しちゃうんだそうです😅
⬇️YAMAKEI Onlineより
噂には聞いていたので、一度会ってみたかった榎田小屋番。
泊まれなくても『会ってお話だけでも』と思い、訪ねてみました。
「榎田さ~ん、いらっしゃいますか~?」・・・
「いるよー」(でたいた😅)
👇おー、これこれこの人懐っこい顔のお方🎵
榎田さんに、小屋番を始めた18年前と今とでは、南アルプスがどう変わったか聞いてみました。
小屋番曰く・・・
1.「18年前はマナーの悪い登山者が多くて頻繁に叱ったものだが、最近の登山者はとってもマナーが良くなった。特に若い登山者がね。」
2.「若い登山者の中には、落ちているゴミを拾いながら登ってくるものさえもいる。」
3.「昔はよく見かけた登山道上のタバコの吸い殻やゴミなどほとんど見なくなった。自分が出したゴミの持ち帰りは当たり前のことになった。」
*自然保護や環境保全が浸透しているということですね。榎田さんたち山小屋管理者・従業員の地道な啓蒙活動の効果なのかも知れませんね❗
来季以降、この小屋は誰が管理運営するのかも尋ねました。
すると・・・
現在近隣の小屋でスタッフとして従事されている方が榎田小屋番の後を引き継ぐことが決まっているそうです。良かったですね~🎵
新小屋番さん、丁度近くにいらっしゃったのでご一緒に🎵
👇左から順に、榎田善行現小屋番、僕、新小屋番さん
富士山🗻の山小屋を除けば、日本で最も標高の高い場所(約3100m)に位置する赤石岳避難小屋。
ただでさえ、南アルプスの南部には山小屋の数が少ない。
天候の急変を始め、高山病や低体温症、熱中症や脱水症など、ちっちゃいけれどこの避難小屋がここにあることの意義は計り知れない❗
南アルプスの名物小屋番さん、お疲れ様🎵
おしまい
⬇️ぽちっと🙇