スノークがのんびりバスキングしていたので、アオジタトカゲというトカゲを改めてじっくり、じ~~っくり観察してみました。
スノークはメラウケアオジタトカゲという種類です。「メラウケ」とは地名のことで、ネット百科事典によると「インドネシア、ニューギニア島西部、パプア州南部の港町。ディグル川のつくる大湿原の南岸に位置し、アラフラ海に臨む。人口約2000。大湿原はほとんど未開発」なのだそうです。読んでいるだけでワクワクするような所ですね! 行ってみたい! スノークはそんな素晴らしいところ原産のトカゲです。ただしスノークはCB(キャプティブブレッド=飼育下繁殖個体)なので、ディグル川も大湿原も見たことがありません。
そんなスノークの特徴は……
見た目の特徴
全身を光沢のある鱗が覆っていて、いかにも「トカゲ!」という姿をしています。
顔はなかなかのイケメン。目力があり、凛々しい表情です。
耳の穴を3つの鱗がガードしています。ゴミが入らないように、ということなのでしょうね。
ちなみに現在のスノークは脱皮が近づいていて鱗がシワシワしています。脱皮が終わればそりゃあもうピッカピカになります。
最大の特徴にしてチャームポイントの、長~~~~いお腹。どのくらい長いかというと、頭が日の出を迎えるとき、尻尾の先はまだ前日の日の入り、まあ例えて言えばそのくらい長いということです。
触り心地は、大根の一本漬けに似ています。べつに濡れてないし匂いもないですが、掴み心地というか、持ち上げ心地というか、とにかくそんな感じが大根の漬物に似ていると思います。スーパーとかに買い物に行った際に沢庵一本漬けを見かけたら、それが動いているのがアオジタトカゲだと思ってください。
尻尾はけっこう硬いです。フトアゴのようなむっちり感とは違うし、レオパのようなぽむぽむ感もありません。硬いです。牛蒡(ごぼう)みたいな感じです。
腕(前足)。胴体に対してとても短いです。むっちりツヤツヤしています。指は硬く、地面をガリガリ掘れそうです。指に関節は無いようです。
手のひら。イボイボしています。イボイボ軍手にそっくりで、グリップ力はかなりありそうです。
後ろ足。短いなあ!
アオジタトカゲは長~~いお腹&短い手足という組み合わせのため、歩くときは常に地面にお腹が接触しています。そのため、床の上を歩かせてみると微かに「スーーーー……」と音がします。
あ、うんこはすごくでかいです。