メインブログの管理ページが何故か急に開かなくなってしまったので(朝はちゃんと開けて書けたのに。)久し振りにこっちで書きま~す。
秋分の日にギザのピラミッドを訪れたのですが、メインブログでその日の様子をご紹介しています。
興味のある方はこちらからどうぞ。
この日3つ目のお目当てだったイシス神殿を後にして、4つ目のお目当てを見に向かった先は・・・
らくださん♪
・・・ではなく、矢印のものが4つ目のお目当て~。
ブログを書いていて気付いたんですが、らくださんの後ろにある石組みがピラミッドの表装石っぽいのですが、何だろう?と手持ちの本を見てみたら、近年発見された衛星ピラミッドの基盤部分だそうです。
次回機会があったらチェックしてみまーす。
クフのピラミッドの東南角辺りにあるこちらの小さなピラミッド型の石組み。
これは私の手持ちの本(2003年に出版された、完全版図録ガイドピラミッドという本)によると、クフのピラミッドのピラミディオン(キャップストーン)と書かれています。
本にははっきりと「クフ王のピラミディオンの発見」と書いてあります。
材質は石灰岩で、本来クフのピラミッドの上にのっていたピラミディオンの基礎で、このピラミディオンは修復され、欠けているところに他のブロックが補充された。と書いてあるのですが、先日チラッとブログで書いた所、これはクフのピラミッドのものではなく、衛生ピラミッドのものだと書かれているサイト画あると教えてもらいました。
ネットで「クフのキャップストーン」で英語で検索した所、このキャップストーンは出て来ず。
ひとつだけ画像でヒットしたのが・・・
このキャップストーンは、ギザのピラミッドのひとつのものと書かれていて、どうやらどのピラミッドのものだったかは不明の様です。
確かにクフのピラミッドの頂上には登った事がないので、良く分からないのですが、映像や画像で見ると、クフのものにしてはサイズがちょっと小さいかなーって感じはします。
どのピラミッドのものだったかはともかく、どちらにしても貴重なものには間違いないと思います。
キャップストーンを間近でパチリ。
クフのピラミッドが全体で入る様にパチリ。
キャップストーンの北側から。
ノミの跡がたくさんありますが、1番上のものと比べると見た目が違うので、これは復元したものの様です。
キャップストーンを西南から見た角度。
写真撮影をしている時は、このキャップストーンの本の説明部分を詳細には覚えていなかったので、全部オリジナルだと思っていたのですが、明らかに石材の見た目の古さが違うなーって不思議に思って写真を撮影していました。
新しく見える部分はノミの跡が残っていて、現代のものだったらノミを使ってではなく、電動ノコギリみたいなのを使ってカットするんじゃないのかなーっと思って、現代のものか、古代のものかがイマイチ分かっていなかったのですが、修復・復元したと書いてあるので、ノミの跡が残っているのは、どうやら新しいものの様です。
下の変色している部分は古代のものでしょうか?
真ん中部分はノミの跡が残っていて、これは現代のものだけれど古代と同じノミを使って復元したって言う事なのかな。
これはオリジナル部分だと思うのですが、この形で良くキャップストーンのてっぺんだった分かりましたね~。(適当に置いた?)笑
ちなみにクフのピラミッドの東面には、船形の巨大な穴が2つ葬祭神殿跡を挟んであります。
ピラミッド南面に太陽の船博物館がありますが、この巨大な穴も太陽の船を納めた坑と本に書かれていました。