バリケンをご紹介 | フクロウ,インコ,ペンギンと遊ぶ掛川花鳥園ブログ
6月24日 こんにちは、バードスタッフ小澤です。
今日はこのバードスタッフブログ初登場の鳥をご紹介します。

バリケン5

こちらがその鳥さんです。バリケンという種類のカモの仲間です。
バリケンという種は、中央アメリカや南アメリカに生息するノバリケンという種類を家禽化したものです。掛川花鳥園のカモプールには、3羽のバリケンが生活しています。

バリケン7

こちらがオスのバリケンです。とても大きく、どっしりとしています。
掛川花鳥園に去年の11月にやってきたときにはまだこんなに大きくはありませんでした。
ちなみに3羽とも去年産まれの若い個体です。

バリケン1

バリケンはこのように顔面が赤い皮膚で覆われており、
特にオスはニワトリのとさかのようなコブができます。
この為か「気持ち悪い・・・」なんて言われてしまうこともしばしば・・・。
また頭の羽毛が髪の毛のように長く伸びます。リーゼントみたい!?

バリケン8
バリケン10

こちらがメスの2羽です。オスと比べると清楚な顔つきをしていますよね。
2羽は色が違うので見分けがすぐつきます。バリケンははっきりとした模様は決まっていないようで、黒と白と濃い緑のまだら模様が個体によって様々に展開されています。

バリケン3

こちらオスの脚です。太くてとっても力強い脚をしています。爪も他のカモより大きいです。
なんとこのバリケンは、カモの仲間の中で珍しく野生では樹上性なんだそうです。
そのため脚が強く発達しているのかもしれませんね。

バリケン2

ある日の昼下がり。オスが居眠りをしていました。
お日さまにあたってとっても気持ちよさそうにうつらうつらしています。
頭が重そうでもうちょっとで地面についてしまいますね!

バリケン4

最初来園したばかりの頃は、あまり人馴れしておらず、プールの真ん中の島に上陸したままでお客様の近くにやってこようとはしませんでした。
しかし、すぐに花鳥園という環境に馴れて、他のカモたちに紛れて人の手からごはんを食べるようになりました。今では他のカモを蹴散らしてまで食べています。

バリケン6

オスとメスでは体格がまったく違いますのでどちらかすぐわかりますよ。
カモプール通路の煉瓦部分によく座って休んでいます。探してみてください。
そしてぜひ手でごはんをあげてみてくださいね!



スタッフからのお知らせ!
鷹匠ギャリーさんの不在日→ 6月25日(木)
上記の日はヘビクイワシ・ハクトウワシはショーをお休みします。
その他の日も鳥の状態やご機嫌、天候によりショーの内容が変更になる場合がございます。予めご了承ください。



掛川花鳥園 公式ブログも併せてご覧ください。
http://kamoltd.blog110.fc2.com/