【ドラマ】SPEC~スペック~DISC4 | ぐれむりんの気ままなブログ

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勝手気ままな★備忘録★レビュー

今年のGWはスペック祭り開催だ!ってことで観はじめたのです。

2018年3月28日に発売された

SPEC全本編Blu-rayBOXです。

なんてこった、気がつきゃGWも残すとこあと1日※このブログを書き始めたのは5月5日の深夜なのです・・・ってことで。

流石に本編1037分(約17時間)を観るのは大変っすなあ。

特典映像の253分(約4時間)というのは、第1話「甲の回(完全版)」と「結(結着ノ編)」がほとんどを占めてますなあ。

と、なぜか当麻風に言ってみたりしております。

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そう言えば、話は変わるのですが、今年は・・・

Xjapanのhideさんが亡くなって20年って年なんですね。

※1998年5月2日が命日です・・・。

日本のビジュアル系って音楽を毛嫌いしていた僕が、なぜかhideだけは聴いていたなって、思い出しますね。

そう言えば、6月にトリビュート・アルバムが出るそうです。

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それにしても、もしもhideさんが今の衰退した日本の音楽業界を見たらどう思うのだろ・・・。

BESTやらトリビュートやら乱発されて、これは喜んでいいのかな?

ぜひ、当麻のSPECでhideさんを召喚してもらいたいですね。

 

はい、今回はとうとう、当麻のSPECが登場します。

 

DISC4 スペシャルドラマ

「SPEC~翔~ディレクターズ・カット版」

・・・実は過去にCTVで放送されたのを観たことがありました。

※ディレクターズ・カット版ではないかもしれません。

その時の感想は「クソつまんねー!なんだこのクソドラマ!」でした。

その理由は簡単です。

TVドラマ版全10話を歯抜けでしか観てなかったから・・・。

歯抜けだったから。これ大事!

 

「SPEC翔」は、TVドラマ版の全10話を全部観てないと楽しめない内容です。※個人の感想です。

とにかく、TVドラマ版で残された謎や伏線の回収が多い内容ですわって、今回、改めて「SPEC翔」を観てそれを痛感しました。

TVドラマ版を観てないと意味わかんないっすってなっちゃいそう。

 

ネタバレですっ!ご注意くださいませ。

 

第5話「戊の回」で当麻の左腕が切断された(エピソードの)本当の理由が明かされます・・・。マジかよ! TVドラマ版の脚本はここまで考えて書かれてたのか?それとも後付の設定なのか?

もし、最初からここまで考えて作られたドラマだったらスゲーな!

 

ただね、腑に落ちない部分も多く感じますね。

瀬文が当麻に「お前のSPECは何だ?!」って当たり前のように質問してるのは・・・違和感だね。

ついでに、海野先生が「当麻との絆」みたいなことを言ってたけど、ドラマ全10話を観る限り、当麻より瀬文との絆の方が強い気が・・・。

当麻ってドラマ内じゃニノマエ以外のSPECホルダーとほとんど関わり合いになってない気が・・・。

ついでに、公安零課の津田の扱いが意味不明になってきてる?

※実は僕は劇場版SPECは一度も観てないので、今後、劇場版を観て意見が変わった場合はご了承下さいませ。ちなみにSPEC零も未視聴です。

 

第10話「癸の回」で提示された謎、「ニノマエは死んだのか?」「地居聖を倒したのは誰か?」を受けて話が進みます。

 

先ずは、SPECホルダーを奪い合う様々な組織・・・。

例えばそれは、ファティマ第3の予言だったり、フリーメイソンだったり、イルミナティだったり・・・信じるか信じないかはあなた次第ですって感じの秘密結社が関係してるっぽいことも臭わせてますね。

※もちろん全てフィクションです。

そして、野々村係長へ知らされる「シンプルプラン」という謎の計画?

問題は・・・それらが何なのかということが説明が無いまま話が進んじゃうことね・・・。

 

瞬間移動のSPECを持つ殺し屋が「サトリ」暗殺に動き出します。

サトリは第7話「庚の回」に登場した「心を読む」SPECホルダーね。

占い師として活動していた「サトリ」の元に突如、瞬間移動する黒男が現れ、マシンガンをぶっ放しちゃうんだね。

その場を逃げ出したサトリは、結局、黒男に追い詰められ殺されちゃいました・・・。※第7話を観てないと意味が解らないシーンが多い演出だと思いますね。

瞬間移動と聞いて、ニノマエの死亡を疑う瀬文と、ニノマエは死んだと言い切る当麻の意見が対立しちゃいます。

さらに、未詳に新たなスタッフが追加されますね。

新・係長の市柳と、捜査員の吉川です。

 

当然、市柳と吉川はSPECホルダーなんて超能力者の存在は信じてませんね・・・。※という設定。

 

当麻、瀬文、吉川は、サトリが暗殺された時、占いに来ていた女子高生の久遠望に事情聴取に向かうんだね。

※久遠望は両親と一緒に占いにきていて、両親はマシンガンの弾に当たって死亡しています・・・。

事件の目撃者である久遠望は黒男に命を狙われるかもしれない。

その予想は的中、黒男が望の暗殺にやってきました・・・。

黒男に命を狙われている望みは、それでも、両親の葬式に出席することを希望し、未詳の警護の元、葬式に出席。

その場をふたたび黒男が襲撃してくるんだね。

 

望を護衛しながら逃げる未詳は、当麻のアイデアで、同じ形式・ナンバーのクルマ4台で黒男の追跡を撹乱する作戦です。

そして、望を最も安全だと言われる「SPECホルダーの保護施設」に連れていくことにするんだね。

 

ここで・・・ついに当麻のSPECが登場します。

瞬間移動する黒男の居場所を突き止めるためにとった当麻の行動。

左腕が光始め・・・

 

目が真っ黒になる不気味な当麻・・・

 

地面に手をつき、死んだSPECホルダーを召喚するって能力。

 

この能力で冷泉を召喚し、黒男の出現場所を予言してもらうんだね。

※第8話~第10話を観てないと意味が解らない設定だね。冷泉の生死は作中では一瞬しか確認でいないので・・・。

そして、その場面を瀬文に目撃されちゃいます。

「これが、お前のSPECなのか・・・」

「俺はSPECなんて認めない!SPECなんて無くても犯人を捕まえてやる!」って単身、黒男を確保に向かっちゃいました。

 

そうなんです、TVドラマ版の最終回「葵の回」で地居を倒したのはニノマエではなく、当麻が召喚したニノマエだったんだね。

※当麻がニノマエは死んだって断言してたのは、死者としてニノマエを召喚していたからなんだね。

当麻に召喚された死者SPECホルダーは、生前と同じように自分の意思で考え、行動でき、能力を使うことが出来るんだね。幽霊って感じは一切ありません。

 

そして、第5話戊の回」で登場した、当麻の左手首が切断された本当の理由は、このSPECホルダー召喚の能力を消すためだったんだね。

TVドラマ版で当麻が一度もSPEC能力を使わなかった(使えなかった)のはこの為ですね。さらに、第5話で手首切断シーン回想の後に当麻が言った「失くしたモノに想いを馳せるより・・・」って台詞、その意味が変わってくるんだね。

 

僕は、地居にもらった婚約指輪※偽の記憶をはめた左手を失ったことで、それまでの幸せな生活の全てを失ったって意味だと思ってたんだけど、実は、SPEC能力のことだった・・・って意味になっちゃうね。

 

さて、お話の方はって言いますと・・・

移送中に、黒男に追い詰められた吉川と望・・・、そこへ当麻が現れて難を逃れ・・・工事現場の作業員※新たな目撃者も含め、無事に保護施設へ望を連れていくことが出来ました。

一方、黒男の方は・・・筋肉バカの瀬文が肉弾戦の末、素手で倒しちゃいました、ってことで一件落着。

 

ちょっと待て、何かがおかしい?

当麻は今までの状況から考え、何か違和感を感じてるみたい。

 

実は、瞬間移動する男は黒男ではなかったんです。

黒男を瞬間移動させてたのは、工事現場の作業員でした!

工事現場の作業員に化けていたSPECホルダーの目的は、保護施設を急襲し、保護されているSPECホルダーを仲間にすること!

 

そして、自分を追い詰める当麻、瀬文、吉川に対し、手榴弾を投げつけた瞬間移動男に対し、当麻がニノマエを召喚。

「久しぶりだね、姉ちゃん」

※最終回「葵の回」でニノマエは当麻の弟だって判明、地居に記憶を操作されてました。第9話~最終回を観ないと分からない設定だね。

止まった時間の中で、手榴弾の処理を始めたんだけど・・・

そこへ真の黒幕が登場しちゃいます。

 

実は、黒幕は・・・久遠望でした。

彼女は、DNAを取り込む(血を舐める)ことで他人の能力をコピーするSPECホルダーだったんだね。

望はニノマエの能力をコピー※ってことは組織の一員?していて、止まった時の中でも行動できるんだって。

サトリや他のSPECホルダーを襲ったのは、色々なSPEC能力を自分の物にするため・・・。

力をコピーしたSPECホルダーを殺すのは、自分と同じ能力を持った人間が他にいるのがキモイから!※あたしは久遠(QUEEN)なのよって身勝手な考えでした。

当然、当麻のSPECも欲しがってましたね。

 

瀬文と吉川の活躍で久遠望を倒した当麻は・・・

病を処方するSPECホルダー、海野先生を呼び出し、久遠望のSPEC能力を消し去るようにお願いします。※脳内の活性化した器官(それがSPEC)を病で殺すことで力を消すことが出来るみたいね。

そして、当麻は、二度とSPECが使えないように・・・自分自身の左手の感覚も全て殺して欲しいとお願いするんだね。左手が動かなければ、能力を使うことが出来ないからって・・・。

 

当麻さんのSPEC能力は死者と繋がる力です。

でも、呼び出された死者は当麻さん以外には力を貸さないでしょう。

なぜなら、当麻さんに力を貸すのは絆があるからで、仮に久遠が召喚能力を手に入れても、それはまったく意味がないことだ・・・。

 

でも、当麻は・・・、左手の力を手に入れ思い上がってた自分は、何が起こっても何が有っても怖い事なんてなかった。でも、手に入れた力のせいでずっと孤独だった。

左手の力を失った後、未詳の仲間に出会い、本当の絆を手に入れることが出来た。その絆を無くすくらいなら左手の力なんていらないって。

 

こんな力があるから、久遠のような子どもですら暴走し狂気に走る!

かつても自分も同じだった・・・。

 

当麻が左手の感覚とSPEC能力を失い、未詳との絆を本当の意味で手に入れた・・・ここで完結ってなってれば、もしかしたらSPECってドラマは傑作だったのかもしれないけど・・・お話はまだ続いちゃうんだね。

 

死んだと思ってた工事現場男が消えちゃいました。

さらに、工事現場男を探しに行った吉川が冷凍ミイラ状態で発見されるんだね・・・。そこには新たな敵SPECホルダーの影が・・・。

 

さらにさらに!

工事現場男の正体は・・・津田でした!

椎名桔平さん演じる津田の変装だったんだね。

公安零課?の津田助広です。

「ひとまず、当麻のSPECは封じました」ってどこに報告してんの?

 

さらにさらにさらに!

その津田を撃って殺したのが、未詳の係長になった市柳です。

「この裏切り者!」的なことを言ってし・・・

話の流れ(台詞)的に、この津田は、かつて市柳係長の部下だったようです。

なんじゃそりゃ!展開。

 

実は津田って人物が一人じゃないことはTVドラマ版でも語られてました。そもそも、TVドラマ版のラスボスだった地居聖も公安零課の津田だったもんね。

うう~む、ここへきて、さらに深まる謎・・・。

今回の津田も公安を裏切って暴走した津田だったのかな?

 

SPECホルダーを巡る権力抗争は、劇場版でどうなっていくのやら?