学生の頃は授業中によく世界地図を眺めて過ごしていたPR担当です。
この国はどんな歴史があって、国民はどんな生活をしているのだろう?と考えだすときりがないですよね。
そんな地図を眺めていると、
アメリカ合衆国
フランス共和国
リヒテンシュタイン公国
デンマーク王国
スイス連邦
のように、国には「合衆国」「共和国」などの様々な国号がつけられている事がわかります。
それぞれの違いをまとめてみました。
合衆国
英語における政体呼称の一つである“United States”の対訳語であるとされる語。
複数のState(州、国、邦)の連合体を意味し、現代の日本語に直訳すれば「連合諸州(諸国・諸邦)」、意訳すれば「連邦」のような意味合いとなる。
出典ー(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD)
現在、合衆国として存在しているのは「アメリカ合衆国」と「メキシコ合衆国」の2カ国のみ。
要するに国内に複数の州が存在する場合に使用されるわけです。
共和国
君主が存在しない国家(共和制の国家)である。
国家が国民全体に所有されている状態、すなわち君主が存在しない国家である。対義語で、君主が存在する国家(王国、帝国など)を君主国という。
出典ー(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E5%92%8C%E5%9B%BD)
簡単に言うと、国王や貴族などの国を統治する人いない国の事です。
「アイスランド共和国」「イタリア共和国」「オーストリア共和国」「チェコ共和国」など
「共和国」という国号を持つ国は多数あります。
王国
君主制の国家のうち、国王を元首とする国家を指す。
君主制の国家で、君主が「王」相当の称号を帯びていれば、王国と呼ばれる。
出典ー(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%9B%BD)
王様がいれば王国。これは簡単ですね。
王国とという国号を持つくには現在20カ国。
「タイ王国」「バーレーン王国」「スペイン王国」「ノルウェー王国」などが該当します。
公国
「公」すなわち貴族を君主として有する国。「王国」(Kingdom)が一般に「国王」を君主として有するのに対し、公国は「公」を君主として有する。英語のduchy(dukeが治める国、領地)とprincipality(Princedom, princeが治める国、領地)が「公国」と訳される。
出典ー(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%9B%BD)
貴族が国を治めている国家の事です。高貴な感じがしますよね。
現在「公国」として存在するのはこの3カ国のみです。
「モナコ公国」「リヒテンシュタイン公国」「アンドラ公国」
君主が「大公」という爵位の場合は「大公国」と呼ばれる国号がつきます。
現在は「ルクセンブルグ大公国」のみが該当します。
連邦
2つ以上の国(州)が1つの主権の下に結合して形成する国家形態である。
比較的弱小な国家や都市、自治共同体(植民地の個々を含む)が自治権もしくは独立を保つために連盟または同盟して、周辺の比較的強大な国家(宗主国は強大である)には単一の主権国家として、内部的には盟約(憲法を含む)を結んだ構成体どうしの独立関係を維持し統治する体制である。連邦構成体は強い権限を留保し、連邦政府は主権国家の権限および財源を委譲される形になることが多い。
出典ー(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E9%82%A6)
合衆国と同じ概念ですね。
国名に「連邦」を含む国としては、以下が一例として挙げられます。
「オーストラリア連邦」「スイス連邦」「ドイツ連邦共和国」「ロシア連邦」
実はこれ以外にも
多民族国
独立国
と呼ばれる国もありますが、これはまた明日にしましょう。
ごきげんよう。