平成１５年１月２５日名鉄グランドホテルで名古屋市立大学馬術部の
OB組織瑞蹄会５０周年記念総会が開催されました。
当日は３３名のOBと６名の学生が出席しました。
瑞蹄会総会実施概要を総会の司会を務めた斎藤（S48年経済卒）が報告します。
20年振りの懐かしいお顔の先輩が 「名古屋市立大学馬術部瑞蹄会総会受付」に
現れ、「頑張っているか」との励ましの言葉と共に 受付を終えられた。
開始予定時刻が近づくにつれて、待合ロビーで二人、三人と輪ができ昔話をされ、
総会の始まりを待たれた。
'03年１月２５日（土）１８：００ 瑞蹄会総会が、名鉄グランドホテル 12階
桐の間で開始された。6つの円卓が配置され、総勢40名が集まった。
昭和26年名薬専卒の吉田季夫先輩をはじめとするOBが３４名、
そして現役馬術部員の代表が６名の顔ぶれである。
司会の斎藤（昭和４８年経済卒）から 本日の予定が説明された。出席者は手元の
資料を見て、今回の総会が これまで以上に瑞蹄会を充実し、馬術部を支援していく
ターニングポイントとして行われることを確認した。
本日の予定
1.総会
・瑞蹄会規約の制定について ・瑞蹄会会長ほか役員の選任
・瑞蹄会会長挨拶
・物故者の追悼
2.懇親会
・乾杯 ・瑞蹄会会誌作成と寄付のお願い ・交流思い出話
3.記念撮影
以上の次第に沿い、総会は厳粛に、懇親会は賑やかに行われた。
瑞蹄会規約は 数人のものが予め他大学のＯＢ会規約を参考にし策定した案が提案
された。その結果、幹事会の裁量範囲について意見がだされ、その内容を盛り込むこと
をもって、承認された。その内容は別紙の「名古屋市立大学馬術部瑞蹄会規約」のとお
りである。続いて、新たに制定された規約に基づき、役員の選出が行われた。前もって
主だった会員より推薦されていたつぎのかたがたが全員の賛同で承認された。
・会長----S32医 足立恒一 ・副会長--S32医 小林 端
・会計----S60経 田代 稔 ・監事----S47医 福岡秀和
・幹事長--S44経 松井宏一
・幹事----S48経 斎藤純司、S58医 太田剛志、H1経 吉川雅広、H12薬 和仁貴子
役員を代表して会長の足立先生が「OB会組織として これまで以上に充実し、現役
馬術部を支援していく」との新しい瑞蹄会としての決意が述べられた。会員からは期待
を込めて拍手が送られた。
ここで これまでに瑞蹄会を盛り上げてこられたが 惜しくも他界されたつぎの故人の
皆様（敬称略）に対して 全員で1分間の黙祷を行った。
・S16薬卒 故中津瀬游、故永瀬利門、S18薬卒 故岩田成郎、
・S26薬卒 前会長の 故牛田淳逸、S30医卒 故桜井大成、
・S32薬卒 故後藤敬一郎、 S42医卒 前監督の植松茂生、
・S43医卒 故村井紀夫 以上８名
出席者一同が瑞蹄会の歴史の長さを改めて感じいる中、いよいよ懇親会が始まった。
最初に副会長の小林先生の「瑞蹄会のますますの発展と会員の健勝を祈念して乾杯!!」
の発声の元全員で勢い良く乾杯が行われた。
乾杯後、会場内では、既に手元に配布された「瑞蹄会会誌」や会場のアルバムコー
ナーに展示された当時の写真をお互いに手に取りながら当時の思い出話が続いた。
会場内が賑やかになったところで、今回改めて瑞蹄会会誌を作成した経緯が作成に当
った太田さん（S58年医学卒）から行われた。併せて 前会計の福岡さん（S47年医学卒）
からは作成費用の説明とその費用への補填と次回発行への費用に充てるために寄付
の案内が行われた。
参加者は会誌の立派な出来映えに納得され、太田さんを労らい併せて次回の発行を
期待して、それぞれが一口５千円以上の寄付を行った。その結果、250千円の多額の
寄付が寄せられた。
ますます馬術部への支援の雰囲気が高まる中、現役馬術部員の紹介が行われた。
まず、学生同士の協議で選出した後、主な会員のご了解を得ていた役員が司会から
紹介された。その役員はつぎのとおりで、役員を代表して 大平先生から前回の会誌の
発行を試みた苦労話を交え、決意が述べられた。
・部長=S35医 大平孝道 ・顧問=名市大人文学部
寺田元一教授
・監督=S58医 太田剛志 ・ｺｰﾁ= S60経
田代 稔 H5 経 平岩晋輔
続いて、主将の高木君（H12年経済入学）から本日の出席現役部員が一人ひとり紹介され、
馬場か障害かどちらを得意とするかを述べ、今後の決意を表明した。
現役部員の馬場、障害ということばを聞くうちに出席OBからは当時の苦労話が披露された。
坂田さん（S30年薬学卒）からは土居下の馬場での貸与馬での練習の苦労、
吉田さん(S26年薬学卒)からは 軍隊経験者からの指導の厳しさ、黒田さん(S44年経済卒)からは
自馬時代の黄金時代の強さが披露された。そのほかの会員からも草刈の楽しい思い出、
落馬の痛さなど現役時代の様子が紹介された。
思い出と今後の支援のあり方の話しに花が咲くなか、会場の予約時間の都合により、
20時15分に中締めが行われた。松井さん（S44年経済卒）の掛け声により、今日の盛会を祝い、
さらに次回５年後の総会開催を期して、威勢のよい三本締めによる中締めが行われた。
中締め後、全員による記念撮影を行い、それぞれが先輩をお見送りし散会した。
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