ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬) 学名:Erigeron canadensis  戻る
分類:キク科・イズハハコ属、越年草  (北アメリカ原産の帰化植物)  
分布:全国 生育地:畑、道ばた、空地  
高さ:80〜200cm 花期:7月下旬〜10月 花色:白、中は黄色  


ロゼットで冬を越し、春に茎をまっすぐ立ち上げ生育を開始します。
根生葉は長楕円形、茎葉は10pほどの細長い形をしていて密に互生します。
高さは2m近くなり、畑で一番大きな草です。茎の上部は枝分かれし小さな花を円錐状につけます。
茎をつかんで引き抜けますので除草は簡単。引き抜いたものはネギの土寄せ代わりなどに使っています。
よく似たのに、オオアレチノギク(Conyza sumatrensis )があります。
 

畑の通路で、ロゼットが茎を伸ばし始めました。

若苗が4本かたまっています。
手で引っ張ると根ごと抜けます。

ぐんぐん伸びて、つぼみをつけ始めました。
高さは私の背丈より高くなりました。

イヌビエ、アシボソ、メヒシバと草むらを作っています。

半分ぐらい花が咲いています。

隣の休耕畑では高さは150〜180p、2mを越しているのもあります。多くの草は、土手や道ばたより畑の方がたくましく大きいです。肥料分が多いせいでしょう。

密なところは草丈が高くなります。

花後の綿毛、風で飛ばされ離れた所に根付きます。

綿毛拡大。冠毛の数はすごいです。