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一病息災

[みのもんたさん]パーキンソン病(3)「飲みに行く気持ち薄れてきた」…表情崩して放った言葉は?

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[みのもんたさん]パーキンソン病(3)「飲みに行く気持ち薄れてきた」…表情崩して放った言葉は?

 2012年に最愛の妻、靖子さんをがん闘病の末、66歳の若さで亡くした。立教大の放送研究会で知り合い、専属スタイリストとしても長年、多忙な日々を支えてくれた。

 靖子さんの好みに合わせて設計した、神奈川県鎌倉市の自宅に今は一人で暮らす。パーキンソン病と判明してからは、広い庭でゆっくりとウォーキングをするのが毎朝の日課になった。

 「何かあったらと考えると夜が不安。やっぱり『2人暮らし』が必要だなと思う。昔は、週刊誌に追いかけられたこともあったな。でも今は、なかなかチャンスが来ない」

 会長を務める水道メーター製造・販売会社の社員から毎朝8時半、安否確認も兼ねて自宅に電話連絡が入る。もし出なければ、すぐに様子を確認してもらう体制をとっている。

 「自炊もしてますよ。今日は、秘書の子にカレーパン二つとイカの塩辛を買ってきてもらったから、帰宅してシャワーを浴びたら、それで一杯飲んで寝ちゃう。ちょっと寂しいよね」

 以前は、毎晩のように銀座のクラブに通っていた。

 「最近は飲みにいくっていう気持ちも、だんだん薄れてきちゃった」と言いつつ、手帳を開くと、相好を崩した。

 「あれ、結構行ってる。お酒をやめたら毎日がつまらないし、僕はどうしても女の子が好き。銀座巡りをしていると、パーキンソンのことも忘れられるしね」

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