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一病息災

[みのもんたさん]パーキンソン病(2)ワイシャツのボタン留めにくく…治療薬は「ドンペリ」!?

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[みのもんたさん]パーキンソン病(2)ワイシャツのボタン留めにくく…治療薬は「ドンペリ」!?

 2019年、パーキンソン病と診断された。現在、別の持病で処方されたものも含め計7種類の薬を服用する。「ドンペリドン」もその一つ。医師から名前を聞いてすぐ、高級シャンパン「ドン・ペリニヨン」が頭に浮かんだ。「先生に『それならほぼ毎晩飲んでますよ』って言ったら、『御法川さん(本名)にぴったりの薬ですよ』だって」とおかしそうに笑う。

 パーキンソン病と判明した翌年の20年3月、十数年にわたって司会を務めた人気バラエティー番組「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系)を降板した。現在は、父から引き継いだ水道メーター製造・販売会社の会長として毎日、神奈川県鎌倉市内の自宅から東京都港区の本社に通う。昼ごろには出社して、午後5時まで働く。

 「病気のせいで、おっくうになっちゃいけない」

 会長室には、ベッドや自転車型マシンなどが並ぶ。ここで週2回、1時間半、理学療法士から筋力維持の訓練を受ける。

 そんな努力にもかかわらず、じわじわと病状が進んできたのは感じている。

 ワイシャツの小さなボタンは開閉が難しい。靴下は、いすに座らないと脱いだり、はいたりできない。

 階段は下りが危険だ。片方の脚に全体重がドンと乗り、転びそうになる。足元が不安定なエスカレーターは極力避け、エレベーターを使うなど工夫し、つえなしで歩くことができている。

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