山口新聞

2024年
51日(水)

似顔絵捜査デジタル化を検討 県警、作成時間短縮し装備品着脱可能に

作画ソフトを使用した犯人の似顔絵作成のイメージ=県警本部

 事件の捜査で手掛かりの一つとなる容疑者や被害者の似顔絵。目撃者らの証言を基に現在は手描きで作成されているが、県警は業務の効率化などを目的にデジタル化を検討している。機材の設備費や技術の習得など課題は残るが、県警鑑識課は「時間短縮やコロナ対策にもなる」と前向きだ。

 県警は昨年10月、毎年手描きで行う似顔絵捜査官の研修会を初めてパソコンの作画ソフトを使って実施。県警によると、同様の研修会で・・・

この記事は会員限定です。電子版にお申し込み頂くとご覧いただけます。

新規ご購読は申し込み月は無料となります。詳しくは「サービス案内」でご確認ください。

関連記事


中間貯蔵 今後も丁寧に説明  上関ボーリング調査開始で中電社長

  • (2024/05/01) 06:00

 中国電力の中川賢剛社長は30日の会見で、上関町で使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設に向けたボーリング調査を4月から始めたことについて「引き続き環境に配慮しつつ安全第一で調査を進めたい」と述べた。建設に反対する住民らから計画の白紙撤回を訴える声が出ていることには「慎重な意見をいただいていることは承…

「格闘技下関応援隊」設立  下関市議7人と磯部教育長 交流・宿泊人口拡大へ

  • (2024/05/01) 06:00

 下関市議会議員の有志が超党派で「格闘技下関応援隊」をつくり、設立総会が30日、市役所であった。5月4日の巌流島プロレスの観戦を皮切りに、各種大会を通じて交流・宿泊人口の拡大につなげ、経済活性化を目指す。  議員らの飲食会の席でプロレスの話で盛り上がったのが設立のきっかけ。発足時のメンバーは星出…

コープやまぐち 防府に宅配拠点  地鎮祭 市内全域カバー10月稼働

  • (2024/05/01) 06:00

 生活協同組合コープやまぐち(本部・山口市)は30日、防府市西仁井令に整備する新たな物流拠点「防府センター」の地鎮祭を現地で開いた。市内全域をカバーする宅配事業の拠点で、10月の稼働開始を目指す。  コープやまぐちによると、山口市大内御堀にある宅配事業の物流拠点「中部センター」を山口市と防府市へ…

  • みなと新聞山口合同新聞社
  • みなと新聞
  • 下関印刷センター