山口新聞

2024年
51日(水)

似顔絵捜査デジタル化を検討 県警、作成時間短縮し装備品着脱可能に

作画ソフトを使用した犯人の似顔絵作成のイメージ=県警本部

 事件の捜査で手掛かりの一つとなる容疑者や被害者の似顔絵。目撃者らの証言を基に現在は手描きで作成されているが、県警は業務の効率化などを目的にデジタル化を検討している。機材の設備費や技術の習得など課題は残るが、県警鑑識課は「時間短縮やコロナ対策にもなる」と前向きだ。

 県警は昨年10月、毎年手描きで行う似顔絵捜査官の研修会を初めてパソコンの作画ソフトを使って実施。県警によると、同様の研修会で・・・

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