日本でも2022年年末出荷予定の、PCのSteamゲームを楽しめる携帯ゲーム機「Steam Deck」をKOMODOブースで先行体験できる。広い体験フロアに、100台をゆうに超えるSteam Deckの実機を用意。『ELDEN RING』をはじめ20タイトル以上のPCゲームを体験できる。

 アジア圏でValve社のポータブルゲーム機「Steam Deck」を提供するKOMODOは、日本でも年末出荷予定のSteam Deckの大型試遊ブースを展開。100台を優に超える実機で、Steamで配信でされている20以上のゲームタイトルを体験できる。

ほぼ全体が「Steam Deck」の試遊コーナーとなっているKOMODOブース。年末出荷に向けて予約を受け付け中だ
ほぼ全体が「Steam Deck」の試遊コーナーとなっているKOMODOブース。年末出荷に向けて予約を受け付け中だ

 Steam Deckを簡単に説明すると、PC向けのゲーム配信サービス「Steam」を運営するValve社の携帯ゲーム機だ。PCのSteamで配信されているゲームを、自宅や外出先で気軽に楽しめる点が特徴。北米や欧州では2022年2月に発売されており、アジア圏の日本ではKOMODOが2022年末からの出荷を予定し予約を受け付けている。価格は64GBモデルが5万9800円からだ。

携帯ゲーム機の「Steam Deck」。PCのSteamで配信されているゲームを手軽に楽しめる
携帯ゲーム機の「Steam Deck」。PCのSteamで配信されているゲームを手軽に楽しめる

 試遊コーナーでは入場するとまずSteam Deckの紹介映像が流され、その後で壁面に設置された100台以上のSteam Deckをそれぞれ手にして自由に試遊できる。利用者が手に取るたびにバックヤードから充電済みのSteam Deckが補充されており、より多くの人にSteam Deckを手にしてもらうための体制が整っていた。

試遊コーナーに入ると、まずSteam Deckの紹介映像が流される。新しいゲーム機だけに、特徴を理解してもらう必要がある
試遊コーナーに入ると、まずSteam Deckの紹介映像が流される。新しいゲーム機だけに、特徴を理解してもらう必要がある
紹介が終わると、壁面へ大量に設置されたSteam Deckを手にして自由に試遊できる。空いた部分には充電済みのSteam Deckがすぐに補充されていた
紹介が終わると、壁面へ大量に設置されたSteam Deckを手にして自由に試遊できる。空いた部分には充電済みのSteam Deckがすぐに補充されていた

 Steam Deckは専用ソフトウエアで動く携帯ゲーム機だが、ハードウエア仕様はPCと変わらない製品だ(Windowsのインストールにも対応している)。このため、ゲームパッドなどPC向け周辺機器の多くにも対応している。別売りのドッキングステーションを用意すれば、より簡単に外付けモニターや周辺機器と接続できる。

 ブースでも自宅のゲーミング環境を意識した展示や、格闘ゲーム向けのアーケードコントローラーとの接続状態などを展示していた。

Steam Deckをドッキングステーション経由で外付けモニターなどと接続。大画面でもゲームを楽しめる
Steam Deckをドッキングステーション経由で外付けモニターなどと接続。大画面でもゲームを楽しめる
アーケードコントローラーと接続すれば、格闘ゲームも快適に楽しめる。据え置きゲーム機や高性能ゲーミングPC向けのタイトルでも、外へと気軽に持ち出せる
アーケードコントローラーと接続すれば、格闘ゲームも快適に楽しめる。据え置きゲーム機や高性能ゲーミングPC向けのタイトルでも、外へと気軽に持ち出せる

(文・写真/島 徹)

▼関連リンク 日経クロストレンド「東京ゲームショウ2022特設サイト」 東京ゲームショウ2022公式サイト(クリックで公式サイトを表示します)
この記事をいいね!する