『日経エンタテインメント!』連載の『新・ももクロ61分3本勝負』は、ももいろクローバーZのメンバーと川上アキラマネージャーによる人気コラムです。日経エンタテインメント!特設サイトでは、その“延長戦”を掲載します。今回、話を聞くのは川上マネージャー、そして“しおりん”こと玉井詩織さんです。
雑誌『日経エンタテインメント!』で2013年から連載されている『新・ももクロ61分3本勝負』は、アイドルグループ・ももいろクローバーZのメンバーと、グループの生みの親である川上アキラマネージャーが“対決”する人気コラムです。日経エンタテインメント! 特設サイトオープンを記念して、こちらに、その“延長戦”を掲載していきます。記念すべき第1回にお話を聞くのは川上マネージャー、そして“しおりん”こと玉井詩織さんです。
アクロバットを習いたい
――日経エンタテインメント! 2022年3月号の連載では、2021年の大みそかに開催された「第5回 ももいろ歌合戦」全体の話と、玉井さんが挑戦したパフォーマンス、そして5月17日に発売される6枚目のニューアルバム『祝典』について聞きました。延長戦では、お2人の2022年の抱負を聞かせてください。川上さんはNIKKEI STYLE掲載のインタビューで「ボルダリング」と言っていました。
玉井 何、それ?
川上 チェスみたいに次の手を考えて詰めていく、頭を使うスポーツなところがいいじゃないですか。玉さん、ボルダリング、うまそうだよね。
玉井 好きだよ、確かに。小さな頃、お兄ちゃんが行っていた接骨院にボルダリングの施設があって、それをやっていたら「すごい才能がある」って褒められた(笑)。
川上 ほら、正しかったじゃないですか。じゃあ玉さんが挑戦したいことは?
玉井 なんだろう。いろいろ、あるよ。
川上 アクティブ玉さんですからね。
玉井 アクロバットをちゃんと習いたいな。
川上 以前ゲスト出演した「SAMURAI ROCK ORCHESTRA」みたいな?(※「SAMURAI ROCK ORCHESTRA」はアスリートたちが演じるアクロバティックなミュージカル。玉井さんは2017年に行われた「マッスルファンタジー オズの魔法使い」にドロシー役で出演した)
玉井 アクションの演技にも生かせるような技術。習ったことが仕事に生かせるものを身につけたいんですよ。私は今まで自分の身にはなるけど、あまり仕事にはつながらないみたいな趣味の範囲が多かったんですけど、せっかくやるんだったら、これからは自分のスキルにもなり、仕事にも生かせるモノを身につけたいんですね。
サムネイル映えする玉井さん
川上 全然関係ないんですけど、玉さん、すごいサムネイル映えするんですよ。
玉井 何? サムネイル映えって?
川上 YouTube動画で表示されるサムネイルってあるじゃないですか。ももクロを勝手にアップしている人のサムネイルの玉さんがとてもいいんですよ。だから公式のYouTbeでもしっかりやりたいみたいな。
玉井 でも、やっぱりSNSって大事だなと思った。
川上 玉さんの口からそれを聞くとは思わなかったですよ(※玉井さんはメンバーの中でもSNSを更新しないことで有名)。
玉井 いや、違う、ももクロの公式SNSだよ。自分たちの情報を調べたいとき、どこを見ればいいのかよくわからないことがあって。ももクロの情報って分散しちゃってるじゃないですか。川上さんのTwitterとか、ももクロの公式Twitterとか、キングレコードのサイトとか。それが1つにまとまった場所がほしいです。
川上 確かにももクロの情報は分散しているかもしれませんね。
玉井 そこさえ見ておけばももクロの情報がちゃんと追えるサイトがほしいです。あと、私もちゃんとSNSはやりたいなと(笑)。
川上 本当ですか。
玉井 やっぱり重要だなと思ったんですよ。自分がやりたいことを発信していくのは大事だなと。なので、2022年はSNSの更新も頑張ります。
川上 楽しみにしていますよ(笑)。
(文/大谷真幸、写真/中川容邦)