内閣官房は2017年3月8日、約5年間隔で策定している新しい電子行政の方針についての電子掲示板「デジタルガバメントアイディアボックス2017」を開始した。3月30日までの期間限定。匿名で議論に参加できる(図)。
IT総合戦略本部の電子行政分科会が2017年2月に公表した「新たな電子行政の方針についての考え方」では、サービスデザインを中心に検討しており、国・自治体連携なども議論の対象だ。電子行政分科会の議論が既に投稿されていて、委員の意見へのコメントや投票もできる。
今回のアイディアボックスでは「サービス改革」「プラットフォーム」「ガバナンス」「オープンガバメント」の4カテゴリを設定。氏名またはニックネーム、電子メールアドレスなどを登録すれば参加できる。
内閣官房はオープンガバメントの手法として、2010年からテーマごとにアイディアボックスを設置していて、今回が13回目のアイディアボックスとなる。