あしたのジョー…第46話をみた。
昭和45年(1970年)〜放映。
原作は昭和43年(1968年)〜。
減量に苦しむ力石…
ついに限界か…。
水を求めて狂い、走る。
しかし無惨にも、蛇口には針金が巻かれている。
呆然とする力石…。
そこへ
白木葉子が…
いつか…こんな日が来るのではと想像はしていたわ…
言葉を失う力石…
ここに白湯があるわ…今の貴方の身体に、冷たい水はよくないわ…
白木葉子 の目に涙があふれる…
涙の訳は…
お嬢さんの お気持ちだけ…ありがたく頂きます…
キザな台詞を言うようですが、お嬢さんの涙を見て…決心がかたまりました…
まって、力石くん…
お嬢さん…ありがとう…
(確か原作では、今夜はよく眠れそうです…とか言っていたと思うが、アニメでは無い)
このシーンは、原作ではもう少しあっさり書かれていた様な気がする。
白木葉子の涙…悲しみの涙では無い。
力石の目にも、光るものがある。
この少し前に…白木葉子が力石を、気晴らしに海辺へ誘うシーンがある。
美しい花や、海の景色にも心を動かさない力石…。
葉子の涙は、力石が見せた人間らしさ(弱さの様なものか?)に心を打たれたからか…。
この辺りは、原作よりわかりやすいかも。
エンディング…
書け なまえを…トオル リキイシ…
流れる 雲に お前の指で…
力石徹のテーマ。
力石と言う男をわかりやすく語っている。
(1ラウンドじゃねェ…1分だ…1分でこの、ノータリンを…)