防災と癒しの森「兵庫県立三木総合防災公園」

時期　平成２５年７月
エリア　三木市志染町三津田

三木総合防災公園とは？
　三木市志染町の全体計画面積２０２．５ｈａの県立の広域公園で、「広域防災拠点」＆「スポーツ・レクリエーションの拠点」の２つの役割を持ちます。

１．「広域防災拠点」として
　災害時には消防学校等の隣接する広域防災センターと一体となり、全県の広域防災拠点として次の役割を担います。
・資機材・機器・食料・医薬品等救援物資の仕分け・集配
・復旧・救援要員の活動
・救援資機材・食料等の備蓄

　陸上競技場のバックスタンドやサイドスタンドの下には、災害時に対応するための備蓄倉庫があり、食料５７，０００食、毛布３７，６２０枚、ビニールシート３，８００枚、仮設トイレ８００基、仮設風呂１５台、テント４００張、人命救助システム、船外機付ボート、その他多くの物資等が保管されています。また野球場や陸上競技場（第二）は、災害の際は臨時ヘリポートとして活用できます。

２．「スポーツ・レクリエーションの拠点」として
　災害時は公園としての利用制限がありますが、通常は県民のスポーツ・レクリエーションとして広く利用されています。サッカー場は天然芝コートが２面、ナイター設備のある人口芝コートが１面あり、のじぎく兵庫国体（Ｈ１８）の会場にもなりました。
　また、野球場、陸上競技場、屋外テニスコート、日本最大級のドーム型屋内テニス場、グランドゴルフのスポーツ振興施設に加え、広場にはスカイロープ、健康・複合遊具などが３０種類以上あり、子供から大人まで盛り沢山に楽しむことができます。

　筆者のお気に入りは、緩やかなアップダウンが続く周囲1,500ｍのタータン・ジョギングコースです。「土」と朱色の「ゴム性」の歩道が併設され、足にも優しい素材のためランニングやサイクリングに最適です！

　園内の小高い丘を登ると、サッカー場３面が見渡せる展望広場へ出ます。ここからの眺めは最高です！！

　公園内は、緑が眩しく、爽やかでリラックスした気持ちになれます。空気も澄んでおり「マイナスイオン」に満ちています。森林の中で思わず伸びをしたり、深呼吸をしたり、心癒されたい方にお勧めの場所です！！！

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