J2で低迷のベガルタ 伊藤彰監督が退任 後任は堀孝史コーチ

J2で低迷のベガルタ 伊藤彰監督が退任 後任は堀孝史コーチ

リーグ戦で低迷しているサッカーJ2のベガルタ仙台は、伊藤彰監督が13日付けで退任したと発表しました。

伊藤監督は去年9月、成績不振を理由にシーズン途中で前監督が解任されたことに伴い、監督に就任しました。
開幕から指揮を執った今シーズンは「J2優勝、J1昇格」を掲げ、自身の中心である試合中に選手の陣形が変わる戦術を本格的に取り入れるなど、開幕から3試合負けなしでスタートし、5月に入ってからは、引き分けを挟んで4勝するなど健闘していました。
しかし、直近のリーグ戦では6試合勝ちがなく、ここまで25試合を終えて、8勝9敗、8引き分けで、22チーム中13位に低迷していました。
こうしたなか、クラブは伊藤監督が退任したと13日、発表しました。
これについて伊藤監督は「いいときも悪いときもありましたが、常にチーム一丸となって戦う姿勢を貫いてくれた選手やスタッフ、サポーターに深く感謝しています。シーズン最後まで一緒に戦うことができなくなったことは無念ではありますが、今シーズンの目的である優勝とJ1昇格を信じています」とコメントしています。
後任には今シーズン、ベガルタでコーチを務め、浦和レッズや東京ヴェルディで監督を務めた経験を持つ堀孝史コーチが就任しました。
堀新監督は「今シーズンコーチとして伊藤監督とともに歩んできた身として責任を感じていますが、シーズンはまだ終わっていません。J1昇格に向かって選手、スタッフともに全力で戦います。引き続きともに戦って下さい」とコメントしています。