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ポジション解説

ラグビーワールドカップ 2023 フランス大会 ポジションの情報についてお伝えします。

ポジションイメージ画像

FW (フォワード)

ポジションエリア ポジション名 背番号
フロントロー PR/プロップ HO/フッカー 1、3 2
セカンドロー LO/ロック 4、5
バックロー FL/フランカー NO8/ナンバーエイト 6、7 8

BK (バックス)

ポジションエリア ポジション名 背番号
ハーフバック SH/スクラムハーフ SO/スタンドオフ 9 10
スリークォーターバック WTB/ウィング CTB/センター 11、14 12、13
フルバック FB/フルバック 15

FW (フォワード)

  • フォワード プロップポジション図の画像

    PR/プロップ背番号1、3

    プロップの背番号は、「1」と「3」。
    プロップとは「支え」「支柱」を意味し、文字通りチームの土台でスクラムの柱になるポジションです。スクラム最前列の両端で敵と味方のすべての力を前と後ろに受けながら組み合います。ラインアウトでは背の高い選手を持ち上げるほか、密集では相手を押し込むのが仕事です。
    パワーと忍耐力で縁の下でチームを支えるプロップ。体が大きく、首が太くて、頑丈なチーム最重量の選手が多く、動物に例えると「ゾウ」のような存在です。

  • フォワード フッカーポジション図の画像

    HO/フッカー背番号2

    フッカーの背番号は「2」。
    スクラム最前列の真ん中のポジションです。相手の圧力を受けながらスクラムハーフが投げ入れたボールを足で後ろにかく、「フッキング」を行います。フォワード8人の力を1つにまとめ、リードする役割を担っています。
    ラインアウトではボールを投げ入れる役割を務めることが多く、がっちりした体型で器用さも持ち合わせた選手が務めます。動物に例えると「イノシシ」のような存在です。

  • フォワード ロックポジション図の画像

    LO/ロック背番号4、5

    ロックの背番号は、「4」と「5」。
    スクラムの第2列に並ぶポジションです。最前列の3人の間に頭を入れてがっちりとスクラムを“ロック”することからその名がつけられました。スクラムの中心で最前列に力を伝える役目を担い、スクラムを押す強さはロックしだいと言っても過言ではありません。ラインアウトでは、ジャンパーとしてボールをキャッチする空中戦のスペシャリストです。密集では献身的に体を張って相手を押し込み、体格を生かした突進で相手の守備を切り崩します。
    背が高くて力が強いチームの大黒柱、ロック。動物に例えると「キリン」のような存在です。

  • フォワード フランカーポジション図の画像

    FL/フランカー背番号6、7

    フランカーの背番号は、「6」と「7」。
    スクラムの際両端に位置するポジションです。ボールが出たら真っ先に動き出し、味方をサポートします。守備ではラグビーの代名詞「タックル」で、相手を止めるフィジカルの強さが求められます。見せ場は、相手のボールを奪いにいく「ジャッカル」。味方が相手の選手を倒した瞬間サポートに入り、ボールをもぎ取ればジャッカル成功。試合の流れを大きく変えることができます。
    体が大きくてスピードや持久力があるフランカー。動物に例えると「ゴリラ」のような存在です。

  • フォワード ナンバーエイトポジション図の画像

    NO8/ナンバーエイト背番号8

    ナンバーエイトの背番号は「8」。
    スクラムの最後尾に位置するポジションです。スクラムを押すだけではなく、状況を判断してパスを出したり、みずからボールを持って相手の守備を突破したりします。グラウンドを縦横無尽に走るオールラウンドな選手が多く、守備では相手の攻撃をタックルでしとめるパワーが求められます。
    豊富な運動量と的確な判断力で攻守にわたりチームの中心となるナンバーエイト。動物に例えると「ライオン」のような存在です。

BK (バックス)

  • バックス スクラムハーフポジション図の画像

    SH/スクラムハーフ背番号9

    スクラムハーフの背番号は「9」。
    フォワードとバックスのつなぎ役となるポジションです。スクラムの際はボールを投げ入れ、後ろに回ってボールを取り出すほか、密集でフォワードが獲得したボールを素早く高く蹴り上げたり、バックスに展開したりします。すばしっこくて小回りがきく選手が多く、速くて正確なパスのスキルが求められます。
    また、スピードだけではなく相手の陣形やエリアを考えながらプレーを選択する判断力も重要です。動物に例えると「猿」のような存在です。

  • バックス スタンドオフポジション図の画像

    SO/スタンドオフ背番号10

    スタンドオフの背番号は「10」。
    スクラムハーフのパスを受けてからキック、パス、みずからのランなどあらゆる攻撃の起点となるチームの司令塔です。ボールに触れる機会が多い花形のポジションで、ハンドリングやキックのスキルに加え状況判断力を兼ね備えた選手が務めます。見せ場の1つがキックパス。グラウンドを広く使った精度の高いキックパスは一気にトライチャンスにつながります。
    正確な技術とゲームをコントロールする戦術眼。スタンドオフを動物に例えると「ヒト」のような存在です。

  • バックス ウイングポジション図の画像

    WTB/ウイング背番号11、14

    ウイングの背番号は「11」と「14」。
    その名の通り両端に位置する翼、チーム随一の俊足でトライゲッターです。味方がつないだボールをタッチライン際で受けてそこからスピード勝負。キックパスに反応してエリアを大きく回復することもあります。緩急とステップワークでトライにつなげるランニングスキルが必要な要素です。
    守備では、相手のウイングと対じしてトライを防ぎ、正確なキック処理も求められます。ウイングを動物に例えると「チーター」のような存在です。

  • バックス センターポジション図の画像

    CTB/センター背番号12、13

    センターの背番号は、「12」と「13」。
    攻撃ではウイングへのアシストや相手のディフェンスラインを突き破る突破力、守りではタックルで相手を食い止めるパワーが求められます。バックスの中で最もフィジカルの強さが際立つポジションです。また、スタンドオフの近くで「第2の司令塔」としてパス、ラン、キックで攻撃を組み立てゲームをコントロールする場面もあります。
    スピードとパワー、そして器用さが求められ、体格が良く身体能力の高い選手が務めるポジションです。センターを動物に例えると、「トラ」のような存在です。

  • バックス フルバックポジション図の画像

    FB/フルバック背番号15

    フルバックの背番号は「15」。
    チームの最後尾に位置する最後の砦です。守備では広いエリアをカバーし、相手との1対1のシーンもタックル1発でしとめ、トライを阻止するディフェンス力が求められます。また、エリアを回復するキック力や相手のロングキック、ハイパントキックを確実にキャッチして、ボールをつなげるキック処理も重要な役割です。攻撃では全体をふかんしてここぞという場面で見せるライン参加。空いたスペースへと突破をはかります。
    最後尾から指示を出し、統率力も兼ね備えるフルバック。動物に例えると「タカ」のような存在です。

日本代表