大統領首席補佐官代行
ミック・マルバニー

誕生日: 1967年7月21日生 出身地: バージニア州アレクサンドリア 最終学歴: ノースカロライナ大学

経歴

大学卒業後、弁護士として法律事務所を開くとともに不動産業も営む。

2007年からサウスカロライナ州の州議会議員をつとめたあと、2010年、連邦議会の下院議員に選出される。

下院議員時代は、財政支出の削減などに取り組み、「小さな政府」の実現を目指した。

2015年に発足した共和党の保守強硬派の議員グループ、「フリーダム・コーカス」の創設メンバーの1人でもある。2017年2月、トランプ政権で予算案の編成や執行を担う閣僚級ポスト、行政管理予算局長に就任。

後任人事が難航したと伝えられたが、議会との強いつながり、さらには、トランプ大統領への忠誠心を買われて、首席補佐官代行に指名されたとされる。

2018年12月、トランプ大統領との確執が伝えられていたケリー前大統領首席補佐官の退任が発表されたあと、首席補佐官代行に指名される。行政管理予算局長も兼務する。

主張・発言

大統領首席補佐官代行への起用が明らかになった直後、ツイッターに「このうえない栄誉だ。すばらしい2019年になるだろう!」と投稿。(2018年12月)

トランプ大統領が公約として掲げているメキシコとの国境沿いの壁の建設について、トランプ氏が大統領選挙への立候補を表明した2015年当時、地元サウスカロライナ州のラジオ局のインタビューで、「ばかげていて、子どもじみている」と発言していたと、首席補佐官代行指名後に、報じられる。

トランプ大統領について「ひどい人間だ」と発言したとも言われている。(2016年)