日本代表 柔道
原沢 久喜

原沢 久喜はらさわ ひさよし

生年月日 1992/07/03
出身地 山口県

プロフィール

男子100キロを超えるクラスの原沢久喜選手は、山口県出身。身長1m91cm、体重120キロを超える、外国人選手にも劣らない体格から内股や大外刈りで仕掛ける攻撃的な柔道が持ち味です。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、決勝でフランスのテディ・リネール選手に敗れたものの銀メダルを獲得しました。オリンピックのあと心身の極度の疲労から体調不良となる「オーバートレーニング症候群」と診断され一時、休養しました。その後、2018年の世界選手権では、銅メダルを獲得したものの、国際大会では不振が続いていました。2019年夏に東京で行われた世界選手権では、準決勝で前の年の世界選手権の金メダリストを破り、決勝では延長の末にチェコの選手に敗れたものの、銀メダルを獲得しました。その後、その年の12月の国際大会で優勝し実績が評価され2大会連続のオリンピック代表となりました。その後は、パワーで勝る相手を求めて海外での合宿を積む予定でしたが、コロナの影響で思うようにいかず、1年ぶりに出場した2021年1月の国際大会では初戦で敗れ、ろっ骨付近にけがをしました。復帰戦となった4月の国際大会は2位、連戦となったアジア選手権では優勝し、復調に手応えを得ました。東京オリンピックでは、リネール選手などのライバルを倒して男子の最重量級で2008年、北京大会の石井慧さん以来となる金メダル獲得を目指します。

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