カブス 鈴木誠也 オープン戦でホームラン2本 開幕へ好調続く

大リーグ、カブスの鈴木誠也選手がカーディナルスとのオープン戦でホームラン2本を打ちました。オープン戦の打率は4割5分9厘で今月28日に開幕が迫るなか好調を続けています。

鈴木選手は、25日、アリゾナ州メサで行われたカーディナルスとのオープン戦に2番・ライトで出場し、第1打席で左ピッチャーの甘い変化球を捉えて左中間スタンドに先制のソロホームランを打ちました。

続く第2打席はフォアボールを選び、5回の第3打席では再び、同じ左ピッチャーのインコースの速球をひじを畳んでうまく捉え、レフトスタンドへこの試合2本目のソロホームランを打ちました。

鈴木選手はホームラン2本による2安打2打点の活躍でした。

大リーグ3年目の鈴木選手はオープン戦15試合に出場して打率4割5分9厘、ホームラン6本、12打点と今月28日に開幕が迫るなか好調を続けています。

鈴木選手は「気持ちよかった。準備がいいからこういう結果になっていると思う。シーズンに入ってもしっかり準備して1日1日を過ごしたい」と話しました。

そのうえで「体自体は年々、強くなってきているがこれまでは少しぎこちないというか、思ったように動かせない部分があった。自分なりにトレーニングのやり方を工夫して変えたことが、今すごくいい形になって出てきている」と話し、トレーニングを見直したことが好調の要因だと分析していました。

また、カブスでは今シーズン加入した今永昇太投手が本拠地での開幕戦となる来月1日のロッキーズ戦で初登板で先発することになり、日本選手2人に投打の主軸としての活躍が期待されています。