9日から長野県と関東北部山沿いで大雪おそれ 積雪など十分注意

関東甲信は8日朝、東京23区を含む平地でも積雪となりましたが、9日からは冬型の気圧配置の影響で長野県と関東北部の山沿いで大雪となるおそれがあります。気象庁は、積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意するよう呼びかけています。

低気圧が日本の東の海上を急速に発達しながら進んだ影響で、関東甲信では8日の明け方から朝の時間帯を中心に雪が降り、東京23区など南部の平地でも雪が積もりました。

低気圧は次第に遠ざかっていますが、関東甲信では寒気の影響で9日の明け方にかけて大気の不安定な状態が続く見込みで、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、それにひょうに注意が必要です。

さらに、9日の朝から10日にかけては、冬型の気圧配置の影響で長野県と関東北部の山沿いで大雪となるおそれがあります。

9日の夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで
▽甲信で40センチ、
▽関東北部で25センチと予想されています。

その後、10日夕方までの24時間には
▽関東北部で30センチから50センチ、
▽甲信で20センチから40センチの雪が降る見込みです。

予想より日本海から雪雲の流れ込みが続いた場合などは警報級の大雪となるおそれがあります。

気象庁は、積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意するとともに雪崩にも注意するよう呼びかけています。