楽天 田中将大 減額制限超える推定年俸2億6000万円で契約更改

プロ野球・楽天の田中将大投手が、野球協約で定められた減額制限を超えるいずれも推定で2億1500万円ダウンの年俸2億6000万円に出来高払いを加えた1年契約を結びました。

35歳の田中投手は昨シーズン、開幕投手を務め、登板した24試合すべてで先発しましたが7勝にとどまり、リーグワーストとなる11敗、防御率もプロ野球で自己ワーストの4.91と安定感を欠きました。

田中投手は21日、仙台市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、野球協約で年俸1億円を超える場合の減額制限を超えるいずれも推定で2億1500万円ダウンの年俸2億6000万円に出来高払いを加えた1年契約を結びました。

田中投手は、「自分の中ではまだまだできると思っている。ローテーションで1年間投げて高いパフォーマンスを出していかないといけない」と話しました。

また、去年10月に骨のかけらを取り除くクリーニング手術を受けた右ひじの状態について、「スローイングを再開し昨シーズンまでとは違う感触で楽しみもある。開幕を目指してやっていく」と説明しました。

そして、日米通算200勝まであと3勝に迫っていることについて「いろいろな人からの期待を感じている。いちばんは自分のためだが、その思いに応えたい思いが大きくなっている。1試合1試合ベストを尽くして到達したい」と意気込んでいました。