大相撲夏場所14日目 横綱 照ノ富士 きょう勝てば8回目の優勝

大相撲夏場所は14日目、1敗で単独トップに立つ横綱・照ノ富士は2敗の関脇・霧馬山の挑戦を受けます。照ノ富士が勝てば去年の夏場所以来となる8回目の優勝が決まります。

夏場所は13日目の26日、照ノ富士が朝乃山の挑戦を退け、霧馬山は北青鵬に勝ったため照ノ富士が1敗でトップ、星の差1つの2敗で霧馬山が追う展開となりました。

そして14日目の27日、結びの一番で照ノ富士と霧馬山が対戦することになりました。去年の秋場所以来となる対戦は照ノ富士の過去9戦全勝で、組み止めてまわしを取ることができれば照ノ富士の優位は動きません。

勝てば去年の夏場所以来となる8回目の優勝が決まります。

2場所連続の優勝に望みをつなぎたい霧馬山は持ち前の動きのよさを生かしたり頭をつけたりして距離を取りながら仕掛けるチャンスを見いだしたいところです。

3敗に後退した朝乃山は小結 正代との一番です。2人とも大関だったおととしの春場所以来の対戦で朝乃山が過去、6勝4敗と勝ち越しています。お互い右四つを得意とするだけに立ち合いで強く当たって、どちらが有利な形に持ち込めるかが勝負のポイントとなります。

このほか関脇 豊昇龍が平幕の剣翔と、新関脇の若元春が大関 貴景勝とそれぞれ対戦しいずれも2場所連続のふた桁勝利となる10勝目を目指します。