宮古島市の鍾乳洞を訪れ死亡したツアー客は病死 海保調べ

宮古島市の鍾乳洞を訪れ死亡したツアー客は病死 海保調べ

今月13日、宮古島市にある通称「パンプキンホール」と呼ばれる鍾乳洞を訪れたツアー客の60歳の女性がうつ伏せで浮いているのが見つかり死亡した事故で、海上保安部が調べたところ、女性は病死だったことがわかりました。

今月13日午前9時すぎ、宮古島市城辺保良にある保良泉ビーチから通称「パンプキンホール」と呼ばれる鍾乳洞を訪れるシーカヤックのツアーに参加していた60歳の女性が、鍾乳洞の中でうつ伏せで浮いているのを、同じツアーのメンバーが見つけ、病院に運ばれましたが死亡しました。

宮古島海上保安部が詳しく調べた結果、女性は病死だったことがわかりました。

このため、海上保安部はツアー会社側に過失はなかったと判断したということです。

今回の事故を受けて、ツアー会社では水難事故への対応だけでなく、急病人が出た際に対応できるようガイドを教育したり、監視と救急対応を担うスタッフを追加で配置したりするほか、電波が届きにくい場所に衛星電話を設置して連絡手段を強化するなどさらなる安全対策を取るとしています。