ひろぎんHD 今後5年間の中期計画発表

「ひろぎんホールディングス」は今後5年間の中期計画を発表し、地域の活性化を目指してスタートアップ企業の支援や観光業への投融資などを強化する方針を示しました。

「ひろぎんホールディングス」の部谷俊雄社長が8日、広島市中区で会見を開き、来年度から5年間の経営方針を示す中期計画を発表しました。
それによりますと、地域の活性化を大きな目標に掲げ、成長分野への投資や人材育成を通じて、県内の人口減少の抑制や観光業の成長、それにカーボンニュートラルなどにグループ全体で取り組むとしています。
具体的には、スタートアップ企業やベンチャー企業を対象に800件の支援を行うほか、人材紹介事業では、県外の人材を県内の企業に紹介して350件のマッチングを目指すことや、観光業にあわせて1300億円の投資や融資を行うとしています。
部谷社長は、「10年後の地域のあるべき姿から、この10年何をすべきか考えて策定した。地域の発展がなければ、われわれの発展はなく、地域の経済力の維持は極めて重要だ。サービスの質と幅を広げて地域で圧倒的な存在感を発揮していきたい」と述べました。