野球日本代表 カープから12球団最多の5人

野球日本代表 カープから12球団最多の5人

来月行われる野球の日本代表の強化試合のメンバーに、カープから3年目の田村俊介選手など12球団最多の5人が選ばれました。

日本代表の井端弘和監督は14日、都内で記者会見して代表メンバー28人を発表しました。
カープからは森下暢仁投手、栗林良吏投手、坂倉将吾選手、小園海斗選手、それに初選出の田村選手と、12球団で最も多い5人が入りました。
このうち20歳の田村選手は力強い打撃が持ち味の外野手で、去年11月のカープと日本代表の練習試合でヒット2本を打ち、井端監督が「ひとスイング見たときからすばらしいと思った」と評価して、1軍での通算出場が10試合ながら日本代表に抜てきされました。
田村選手は「すごい選手ばかりなので、たくさんの選手のプレーを見たり、聞いたりして成長できる場所にしたい」とコメントしています。
また、大学生も4人選ばれ、広陵高校出身でことしのドラフト会議の目玉として注目される明治大の宗山塁選手が選ばれました。
宗山選手は、走攻守の3拍子そろった右投げ左打ちの内野手で、東京六大学野球で通算打率3割4分8厘、ホームラン8本をマークし、「打てるショート」としてプロのスカウトから高く評価されています。
今回の日本代表は来月6日と7日に京セラドーム大阪でヨーロッパ代表と強化試合を行います。