ねらい

地震が都市に大きな被害を与えることを知り、ボランティアなど、人々の助け合いの大切さを知る。

内容

1995年1月17日、午前5時46分。阪神・淡路大震災が発生。淡路島北部を震源とした巨大地震は、淡路島および神戸市を中心とする一帯に大きな被害を及ぼしました。木造住宅の密集する地域では、地震による大規模な倒壊に加え、火災も広い範囲で発生。電気・水道・ガス・電話などのライフラインは寸断され、全く機能しなくなってしまったのです。この震災での死者は、6400人以上。68万棟以上の建物が、倒壊や火災の被害にあいました。阪神・淡路大震災は、各地で防災対策の見直しを行うきっかけとなりました。震災後、被害のあった地域には、食糧や物資配給などの支援のために、全国各地から2年間で延べ167万人のボランティアが集まりました。その後、毎年1月17日は、「防災とボランティアの日」と定められ、災害への備えや、助け合いの大切さを伝え続けています。

阪神・淡路大震災
阪神・淡路大震災は、淡路島や神戸市などに大きな被害を及ぼしました。震災後、支援のために、全国各地からボランティアが集まりました。