先月下旬、16年ぶりとなる単独コンサートを成功させ、デビュー30周年を迎えた歌手の酒井法子(45)。年齢を感じさせないミニワンピ姿を披露し、テレビインタビューでは芸能界復帰の心境を「これが私の生きる道」と語ったが、どうにも逆風が収まらない。
2009年の薬物事件以降、芸能活動もままならない中、デビュー30周年を機に国内での本格復帰を宣言した形だが、「テレビインタビューで『介護もやると言ったがなかなか難しくて』と、ある意味正直な発言が反感を買ったようだ」と指摘するのは放送関係者。
酒井は有罪判決後、介護福祉の道に行きたいと表明し、いったんは大学に入学した。「当時から介護の仕事はつらい仕事なのにと疑問の声は上がっていた。一時は真剣に取り組んだかもしれないが、今回の発言で介護関係者からは『介護を復帰の道具に利用した』との批判が出ています」(ウェブ媒体編集者)
逆風はいまなお吹いているようだ。
「洗いざらい心境を明かす中で介護も難しかったと触れたのでしょうが『好感度を上げるために介護職を償いの場にした』と厳しいネット世論を誘発してしまった。何をやっても反感を買ってしまう状況はまだしばらく続くでしょう」(前出・ウェブ媒体記者)
すべては今後の真剣な取り組みにかかっている。