今年も「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系・水曜午後9時)の夏がやってきた! 今回でシーズン7となる同ドラマは、毎シーズン好評を博している人気ドラマ。今やテレビ朝日の夏の刑事ドラマの定番となっている。監察医・早瀬川真澄を演じる女優、原沙知絵(34)に、直撃インタビュー。
「役者もスタッフも、真剣勝負で撮影に挑んでいます。そういった姿勢が見ている人たちにも伝わるから、シーズン7まで続けることができるのかもしれませんね」
毎回、ストーリー展開の早さと意表を突くどんでん返しで、最後まで犯人が分からないのが、このドラマの魅力だ。
「謎解きでは、監察医である真澄は、かなりキーパーソンですね。真澄が覚悟をもって仕事をやっている強さや信念が画面に現れるといいな、と思いながら演じています」
ドラマの共演者たちは仲が良いことでも有名。
「一緒にいると兄弟みたいですね。羽田(美智子)さんがみんなをまとめるお姉さん的な存在で、私はわがままな妹、あとは調子の良い兄弟たち(吹越満、田口浩正、津田寛治、井ノ原快彦)みたいな感じです」
だからこそ、良い作品が作れる。
「信頼関係ができているので、撮影のときに自分はこう演じたいというのを遠慮なく言い合えるんです。それが作品の厚みにもなっています」
今クールでは、男嫌いな真澄に、“年の差恋愛”の予感も!?
「真澄は係長(渡瀬恒彦)に心を許しているところがあるので、今後どう発展していくかは見どころですね」
恋の発展にも謎解きにも注目だ。
<あらすじ>
スポーツエージェント会社社長の小早川(山田純大)の他殺体が自宅の庭で発見された。庭のスプリンクラーは、朝と夜の8時半に自動的に散水が行われる仕組みだが、遺体の下の芝生がぬれているところから、村瀬(津田寛治)は、散水が終わった後の犯行だと断定する。
別居中の妻・貴子(北原佐和子)、テニス選手の恵理(大谷みつほ)と、容疑者が出てくるが、事件は意外な展開を見せる。