“ヒップアップ”小林すすむさん急死…58歳、スキルス性胃がんで

2012.05.17


小林すすむさん【拡大】

 お笑いトリオ「ヒップアップ」の一員で、脇役俳優として活躍していた小林すすむさん(本名・小林進)が16日午後10時45分、スキルス性胃がんと肝硬変のため東京都三鷹市の病院で死去した。58歳だった。突然の発症で、最後の1週間は「オレたちひょうきん族」時代のお笑い芸人仲間が病床に駆けつけたという。

 関係者によると、小林さんは映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(9月公開)を撮り終えたばかりだったが、体調不良から病院で診察を受けたところ、進行が速いスキルス性胃がんで「余命2〜3週間」と告げられていたという。葬儀は近親者のみで行う。喪主は妻、昭子(あきこ)さん。

 1979年に島崎俊郎(57)、川上泰生(58)とトリオを結成。80年代の漫才ブーム当時に人気を二分した「コント赤信号」のラサール石井(56)は17日早朝、ツイッターで「いつも柔らかい笑顔の心底いい奴でした。誰も真似のできないフワリとした味のあるいい役者でした」と小林さんの死を悼んだ。

 また、石井は「山田邦子が皆に知らせたお蔭で、最後の一週間は(ヒップアップで)相棒の島崎(俊郎)をはじめ、ひょうきん族の仲間や花より男子の出演者達が見舞いに来てくれて、とても嬉しそうでした」と明かし、「最後は痛みも苦しみもなく、穏やかに召されていきました。安らかに眠っておくれ」と伝えている。

 小林さんは長野県上田市出身。90年代からは名脇役として「踊る大捜査線」シリーズや「花より男子」など多くのドラマ、映画で活躍した。

 

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