小林麻耶「力不足」出直し…小宮、笛吹もそろって“卒業”

2010.03.27


小林麻耶アナウンサー【拡大】

 春の番組改編に伴い、民放各局の夕方ニュース番組のキャスター陣が27日、そろって“卒業”。昨年3月に鳴り物入りでスタートし、視聴率不振でわずか1年で打ち切りとなったTBS系「総力報道! THE NEWS」のフリーアナウンサー、小林麻耶(30)はカメラの前で自身の力不足を認め、出直すことになった。

 チャコールグレーのスーツを着た麻耶は番組のラストで、アンカーの後藤謙次(60)らとともに順番にあいさつ。

 「1年間、とても貴重な体験をさせていただきました」とニュースキャスターに初挑戦した番組を振り返り、「力不足で多々、見苦しい面もあったと思います。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。最後まで涙は見せなかった。

 終了後に局内で行われた“打ち上げ”では黒のワンピースに着替え、スタッフと感謝の花束を交換。笑顔を通し、「本当に勉強になりました。また皆さんとお仕事ができれば」と、リベンジへの思いをのぞかせていた。

 麻耶は4月16日スタートの新バラエティー番組「がっちりアカデミー!!」(金曜午後7時)の司会を務める。心機一転し、持ち前の明るいキャラを発揮するつもりだ。

 テレビ朝日系「スーパーJチャンネル」の小宮悦子(51)、日本テレビ系「リアルタイム」の笛吹雅子(41)も番組の最終回を迎えた。

 12年間キャスターを務めた小宮は「私たちの思いが毎日、ご飯のように皆さんに届いて、それがエネルギーのひとかけらになってくれたのなら、こんなにうれしいことはありません」とあいさつ。4月4日から、「サンデー・フロントライン」(日曜午前10時)のキャスターを務める。

 4年前の番組スタートからキャスターを務めた笛吹は「これからもより一層、報道の仕事に密着していきます」と決意表明。フィールドキャスターなどで報道番組に出演していく予定だ。

 

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