平成最後の新大関となった貴景勝(22)にCM、イベント出演オファーが殺到しそうだ。
「大関の名に恥じぬよう、武士道精神を重んじ、感謝の気持ちと思いやりを忘れず、相撲道に精進してまいります」。27日に大阪市内のホテルで伝達式に臨み、こう口上を述べた。
この日朝、番付編成会議と臨時理事会で大関昇進が正式決定したが、使者の出羽海理事(元幕内小城ノ花)と西岩審判委員(元関脇若の里)の到着が当初の予定より遅れたため、本人は終始落ち着かない様子だった。
それでも大仕事を終えると、ホッとしたのか、地元テレビ局の取材で訪れた美人タレントの武田訓佳(30)に「今やりたいこと? ご飯が食べたい。(地元の芦屋に)おいしいフレンチがある。案内しますよ!」と珍しく冗舌なところを見せた。
注目度はうなぎ上り。特に熱い視線を送っているのが、CMのキャスティングを担当する広告代理店関係者たちだ。大関昇進で、今ならCM女王の異名を取る女優の上戸彩(33)と同等のギャラを稼げるとか。
「口上でも武士道精神という分かりやすい表現を使い、ワイドショーなどでの露出も増えている。年間契約でCM1本あたり4000万-5000万円のギャラを稼げる」という。