プーチン氏、ロシアに望ましい米大統領は「バイデン氏」…「予測可能な古いタイプの政治家」

　ロシアのプーチン大統領は１４日放映の露国営テレビのインタビューで、１１月の米大統領選でバイデン大統領とトランプ前大統領のどちらの勝利がロシアに望ましいかを問われ、「バイデン氏」と即答した。バイデン氏について「予測可能な古いタイプの政治家」と説明した。

　露大統領府が発言内容を公表した。トランプ氏の方が「扱いづらい」ととれる発言は、ウクライナ支援に反対しているトランプ氏を後押しする狙いもありそうだ。プーチン氏はトランプ氏を「型にはまらない政治家と呼ばれてきた」とも指摘した。

　一方、トランプ氏は１４日の集会で、プーチン氏の発言について「素晴らしい賛辞を贈ってくれた」と述べた。「過去５人の大統領でロシアに何も与えなかったのは私だけだ」との主張を展開した。

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