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【カイロ=西田道成】アフガニスタン西部で7日に起きた地震で、イスラム主義勢力タリバン暫定政権の災害管理当局の報道官は8日、死者が2445人に上ったと明らかにした。ロイター通信が伝えた。重機の不足などにより、救助活動は難航している。
地元民放トロニュースによると、西部ヘラート州のジンダジャン地区では、少なくとも14の村の民家がほぼすべて壊れる甚大な被害があった。女性と子どもを中心に約600人が死亡した村では、住民が「生きているのは、村の外にいた人たちだけだ」と話した。
暫定政権は当初、負傷者数を9240人としていたが、報道官は「2000人以上」と修正した。