米「宇宙軍」が日本に司令部新設へ、すでに少数で活動開始…中国・北朝鮮を念頭に連携加速

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 【ワシントン=田島大志】米軍が近く日本に宇宙軍の司令部を新設する計画を進めていることがわかった。宇宙の軍事利用を拡大させている中国や核・ミサイル開発を続ける北朝鮮を念頭に、日米の連携を加速させる構えだ。

韓国の烏山米空軍基地で開かれた在韓米宇宙軍の創設式典(2022年12月14日)=中川孝之撮影
韓国の烏山米空軍基地で開かれた在韓米宇宙軍の創設式典(2022年12月14日)=中川孝之撮影

 米軍準機関紙の星条旗新聞(電子版)によると、司令部新設は、米軍が進める同盟国との宇宙分野での連携強化の一環で、すでに少数で日本での活動を始めている。7月には横田基地(東京都)で、米宇宙軍と航空自衛隊との間で初の宇宙協議を行った。

 米軍は昨年11月、米ハワイのインド太平洋軍司令部の下に「インド太平洋宇宙軍」を創設し、12月には在韓米軍にも宇宙軍を創設した。今年8月に米国で開かれた日米韓首脳会談では、宇宙安保を巡る対話の促進でも合意しており、司令部創設で3か国連携を進める狙いもある。

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4543920 0 国際 2023/09/15 17:41:00 2023/09/15 20:24:44 2023/09/15 20:24:44 https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/09/20230915-OYT1I50145-T.jpg?type=thumbnail

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