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【ロンドン=蒔田一彦】英BBCなどによると、英国のエリザベス女王の死去から1年となった8日、王室を離脱して米国で暮らすヘンリー王子が、ロンドン郊外のウィンザー城の礼拝堂にある女王の墓を訪れた。
ヘンリー王子は7日にロンドンで開かれた慈善団体のイベントで女王について言及し、「我々みんなを見守ってくれている」と述べた。今回の帰国に妻のメーガン妃は同行していない。
父のチャールズ国王はスコットランドに滞在中で、兄のウィリアム皇太子も8日はウェールズを訪れており、ヘンリー王子とは面会しなかった模様だ。
ヘンリー王子夫妻は2020年3月に王室の一員としての公務を引退。今年1月、ウィリアム皇太子に暴力を振るわれたなどと主張するヘンリー王子の自伝が出版され、王室との対立は深まったとされる。