択捉島で高性能地対空ミサイル発射か…ロシア軍が「領空」侵入想定の訓練発表

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 【モスクワ=工藤武人】ロシア軍の極東地域を管轄する東部軍管区は8日、クリル諸島(北方領土と千島列島)で、高性能地対空ミサイル「S300V4」の発射訓練を実施したと発表した。訓練はミサイルの配備先とされる北方領土の択捉島で行われたとみられる。

択捉島(左奥)と国後島(手前)(2019年1月30日、読売機から)
択捉島(左奥)と国後島(手前)(2019年1月30日、読売機から)

 発表では、訓練の具体的な実施場所を明らかにしていない。訓練では仮想敵機の「領空」侵入を想定し、敵機を検知・追跡した上で、電子プログラムを使ってミサイルを発射したという。

 露軍はS300V4を2020年12月に北方領土に配備した。21年11月にも発射訓練を実施している。

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2660782 0 国際 2022/01/09 19:07:00 2022/01/09 19:07:00 2022/01/09 19:07:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/01/20220109-OYT1I50064-T.jpg?type=thumbnail

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