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大相撲春場所は24日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で千秋楽を迎え、新入幕で東前頭17枚目の
新入幕力士の優勝は1914年夏場所の元関脇両国以来、110年ぶり2度目の快挙となった。
青森県出身力士の優勝は、97年九州場所の元大関貴ノ浪以来、27年ぶり。初土俵から10場所目での優勝は、両国の11場所目を抜いて史上最速となった。
尊富士は初場所、13勝2敗で十両優勝。今場所は得意の速攻相撲で初日から11連勝し、後に「昭和の大横綱」となる大鵬が60年初場所で達成した1場所15日制定着後の新入幕最長記録に並んだ。14日目の取組で右足を負傷したが、危機を乗り越えて優勝を果たした。