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大相撲春場所14日目(23日・大阪府立体育会館)――110年ぶりの新入幕優勝に王手をかけていた尊富士は朝乃山に寄り切られて2敗目。取組後は右脚を引きずる様子を見せ、車いすで運ばれた。
3敗の大の里が小結阿炎をはたき込み、尊富士と1差に。優勝決定は千秋楽に持ち越された。
大関豊昇龍は、大関琴ノ若に寄り倒されて4敗となり、優勝争いから脱落した。琴ノ若が10勝目。
大関貴景勝が休場し、大関霧島は不戦勝ちで4勝。
関脇若元春が熱海富士を寄り切って勝ち越した。
優勝の可能性は2敗の尊富士、3敗の大の里に絞られた。