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初日からの3日間が無観客だった大相撲夏場所は、この日から両国国技館に1日上限5000人の観客を迎えて開催された。
感染防止のため扉が開放され、館内では消毒の徹底や声援を控えるようアナウンス。ファンは拍手で応援した。升席で観戦した東京都江戸川区の主婦(49)は「(感染対策の)呼び掛けも多くて、注意しながら応援しようと思う」と話した。取組後は、元横綱の鶴竜親方らが参加して館内を4方向に分けてグッズが当たる抽選会を開き、分散退場を促す工夫もあった。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「拍手があるとないとでは力士の気合の入り方が違う。ありがたいことです」と観客に感謝した。