ブラジルに勝って敗退のカメルーン、決勝点挙げた選手は直後に退場
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サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会は2日(日本時間3日)、G組のカメルーン代表(世界ランキング43位)がブラジル代表(1位)を1―0で破る金星を挙げた。
カメルーンは8強入りした1990年イタリア大会以来の決勝トーナメント進出は果たせなかったが、優勝候補から勝利をもぎ取り、大会を締めくくった。猛攻に耐え続け、歓喜の瞬間は後半ロスタイム。右クロスにアブバカルが頭で合わせた。喜びのあまりユニホームを脱ぎ、この日2枚目の警告で退場になっても、表情はすがすがしかった。ソング監督は「我々は学んでいる最中。徐々に良くなっている」と前を向いた。