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暴力や暴言、ハラスメントのない指導、普及環境を目指し、日本サッカー協会は16日、全国のサッカー関係者らを対象としたオンラインのシンポジウムを開催した。
田嶋幸三会長が冒頭、「対戦相手、仲間、審判らすべての人にリスペクト(尊敬、尊重)の気持ちを」とあいさつ。今井純子リスペクト・フェアプレー委員長が同協会の活動事例を示した上で、「誰もがサッカーで幸せになれる国にするにはリスペクト、フェアプレーを根付かせることが重要」と訴えた。日本スポーツ協会、日本バレーボール協会の担当者らも交えたパネルディスカッションでは、他競技での活動内容なども示された。
終了後、今井委員長は「暴力、暴言から(被害者を)守ることを、全国の多くの人が前向きに、当たり前に取り組むことによって、初めて現実を変えてゆくことが可能になる」と語った。