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【ロサンゼルス=帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に2番指名打者で出場し、3打数2安打、1四球だった。チームは7―1で快勝した。大谷は試合後は報道陣の取材に応じ、移籍後初のドジャースタジアムでの公式戦について、「ファンの人も多く入って、敵のときは怖いですけど、味方のときはとても心強く、素晴らしい声援をいただいてありがたかった」と語った。
一回の第1打席で右翼線に二塁打を放ったが、自らの走塁ミスでアウトに。五回の第3打席では、打球速度113マイル(約181・9キロ)を記録する痛烈な右前打を放ち、複数安打をマークした。1番にムーキー・ベッツ、3番にフレディ・フリーマンが入り、大谷を含めリーグ最優秀選手(MVP)経験者が上位に並ぶ打線は強力で、この日は三回にベッツとフリーマンが本塁打を放った。大谷は「僕だけホームランを打てなかった」と苦笑いしつつ、「(自分も結果や内容が)比較的いい打席が多かった」と手応えを語った。
長年にわたって一緒に過ごしてきた元通訳の水原一平氏の違法賭博疑惑が明るみに出てから約1週間。2試合を戦った韓国からの長距離移動もあり、肉体的にも精神的にも難しい時間を過ごしてきた。時差ぼけの影響で「まだ100(%)ではない」と大谷。グラウンド内外で注目を集めながら、メジャー7年目が本格的にスタートした。
大谷翔平選手の結婚報告