「2冠目指したが悔しい」ふたば未来の山北奈緒、女子ダブルスで優勝・シングルスは準優勝

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女子ダブルスで優勝し、観客席に手を振る山北選手(左)、須藤選手組(21日、札幌市で)=大石健登撮影
女子ダブルスで優勝し、観客席に手を振る山北選手(左)、須藤選手組(21日、札幌市で)=大石健登撮影

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は21日、北海道でバドミントンが行われ、全30競技の日程が終了した。

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 福島県勢は、ふたば未来学園の選手たちが活躍した。女子ダブルスでは、須藤海妃・山北奈緒選手組が優勝し、山北選手はシングルスでも準優勝した。男子シングルスの谷岡大后選手と、ダブルスの江田和博・関根翔太選手組は準決勝でともに敗れて3位だった。

山北 女子で唯一4試合に出場

 ふたば未来学園の山北奈緒選手(3年)は女子ダブルスで優勝したが、シングルスは決勝で惜敗し、2冠を逃した。

 準決勝と決勝が行われたこの日、女子で唯一、4試合すべてに出場した。大会前に左足首をひねるなど、万全の状態ではなかったが、肩や太ももにテーピングを巻いてコートに立った。

 ダブルスは、ペアを組む須藤海妃選手(3年)に助けられ、今年3月の選抜大会で敗れたペアにストレート勝ち。シングルスは、第3ゲームまで昨年の世界ジュニア女王を苦しめたが、あと一歩届かなかった。

 山北選手は今後、ダブルスに専念するといい、「2冠を目指していたので悔しいが、シングルスはここまで戦えて楽しい思い出になった」と笑顔を見せた。

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