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【ロサンゼルス=佐野司】男子ゴルフの松山英樹(29)が11日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7475ヤード、パー72)で開催された4大メジャー大会の一つ、マスターズ・トーナメントを通算10アンダーで制し、日本男子初のメジャー制覇を達成した。
2位と4打差の首位で最終ラウンドに臨んだ松山は、4バーディー、5ボギーの73でスコアを一つ落としたが、2位のウィル・ザラトリス(米)を1打差で振り切った。2017年の世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待以来となる米ツアー通算6勝目で、優勝賞金207万ドル(約2億2700万円)を獲得。これまでの日本男子のメジャー最高成績は、1980年の青木功(78)、2017年の松山がともに全米オープンで記録した2位。女子は樋口久子(75)が1977年の全米女子プロ選手権、渋野日向子(22)が2019年の全英女子オープンで優勝している。